ＣＲＭベンチャー社長のブログ

遠くから考える

　なぜでしょう？会社から物理的に離れた場所で議論したり考えたりするとシンプルなアイデアがでたり、客観的に課題を見つめたりすることができます。　

　昨日は私用で山梨に。時間があったので車で４０分ぐらいの山中にあるダムに行ってきました。そこでノートを取り出し、会社の’ある課題’について考えました。１時間程度の間にいろんな施策が出てきてとても効率的な思考ができました。

　

　出張に行くと新鮮なアイデアがでることもあります。また、最近は合宿で会議をする会社も増えています。

　

　どうして物理的に離れた場所だと良いアイデアがでるのでしょうか？なぜ会社のデスクや会議室ではそうはいかないのでしょうか。

　

　客観的な思考ができるからかもしれません。外側から会社や事業を見つめられるからかもしれません。

　

　ダムで思考し、また４０分ほど車で移動して、移動中も考えながら、移動先の富士山が見える公園でまた思考するといういわばドライブ一人会議のようなことをやったのですが、一日会社にいるよりも良いアウトプットが出たような気がします。

　

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　途中で思ったのですが、視界に動くものがないほうが集中力が増します。

　

　

　

　

アイデアは出先で生まれる

　会社にいるよりも、外に出て企業のマネジメントの方とお話するほうが事業のアイデアは生まれるという話です。

　

　当たり前のように言われていることですが、先週と今週特にそれを実感しました。よくよく考えてみれば、そのアイデアは会社で考えても思いつきそうな内容です。しかし、会社ではひらめかない。なぜでしょうか？

　

　あまりに当たり前な話なので、このへんでやめておきます。なぜひらめくか？を考えている暇があったら、外に出るほうがいいですね。

　

　本日も外出します。　

GCP新年会

　グロービスキャピタルパートナーズ（GCP）の新年会に参加。毎年この時期にGCPのファンドへの投資家やGCPの投資先などが集まっている。今年は有名な方で言うとグッドウィルの折口さん（招待スピーカー）やワークスアプリケーションの牧野（元投資先）さんなどもいらしていた。

　

　会では、グロービスの堀さんの友人である折口さんにベンチャー経営の３つの重要なポイントをご自分の経験や事例などを交えながら熱く語って頂き、その後懇親パーティー。

　ちなみに３つのポイントは下記。

　①理念の重要性

　②０を１にする経営スピリット

　③人を生かす適材適所

　最近考えている自立型人材についてや人を生かす経営などにつながるお話だったので興味深くお話を伺った。

　

　GCPは経営者にいろんな刺激を与え、経営者に気づきを与えたり、勇気ややる気をださせるような支援が上手だと思う。あれやこれや事業内容について細かく指図するのではなく、要は経営者が成長すれば事業は成長するという考え方に近い。小林さんがやっているNILSの活動などもそれに通じる。

　

　

　

多様性と一体感

　我々のグループには、OP、SV、コンサルタント、ITエンジニア、管理部門の専門家など多様な職種、多様なバックグランドを持った人達が働いています。また、仕事に対する価値観や働き方として求める姿も様々です。

　

　いろんな価値観を持った人達からのそれぞれの意見を吸い上げながら、皆が一つになってある方向に向かう一体感を作り出すことが重要です。これが経営陣の大きな役割・責任の一つだと思っています。

　

　個人個人が大事にしているキーワードはばらばらで、時には相反するキーワードを持つ人もいるでしょう。しかし、それであっても何か一つの共通したキーワードがあるはずだと常々考えています。確かにその存在は言葉にできずも確認できます。

　

　日本という国の単位でみても同じことが言えるのではないかと考え、その縮小版として我々のグループを位置づけ、その中で多様性を保ち理解しながら一体感を作り出すことができたらそれは一つの社会貢献につながるのではないかと思っています。

　

　

信じる力が人を動かす

　偶然でした。

　家の近くの小さな小さな小料理屋（昔定食屋）で飲んでいる時に偶然にも二つの素晴らしいTVを見ました。普段は殆どTVは見ません。

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　セロ（でしたっけ）、マジシャンです。僕はセロを初めて見ました。皆さんご存知のようですが・・

　すごいと思います。気持ちが悪くなるくらいに素晴らしいマジックです。マジックは夢があります。そしてマジックの裏にはものすごい努力があります。

　努力の先に夢を見せる。

　そして努力の部分は表に絶対に出ない。出たら夢がなくなりますから。だからこそ、そこにまた夢がある。

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　NHKのプロフェッショナル。

　他のお客さんが話で盛り上がっていたのでナレーションの８５％は聞こえませんでしたが、必死で言葉を想像しながら観ました。

　　　　　任せれば、人は楽しみ、動き出す。信じる力が人を動かす。

　成功してからの話として観ると、＜ヘエ＞ぐらいでしょうが、そこまで到達する間の挫折とか葛藤とかを想像すればするほど、今実行されている経営手法の奥の深さがわかる気がします。

　

　ビジョナリカンパニー２で言うと、星野さんは第五世代の経営者なのでしょう。

　

　いつからこのシリーズが始ったかしりませんが、シリーズの最初のほうは特に良いテーマが出てくるのだと思うので、今後はHDDに録画予約しようと思います。

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　今週から取り入れた個人的プログラムの一日目は実行完了。まだまだ続きます。

　それから今年本を出そうと考えていますが、現在原稿作成中。＞　ま

　

　

出張

　中国に短期の出張に行ってきます。

　オフショアの開発拠点を確認したり、あとは中国企業をいくつか訪問してきます。

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　足の具合は良くなっています。松葉杖は初めてなのでまだ慣れませんが、杖ももう少しすれば必要なくなるでしょう。移動には大変不便ですが、この程度のことで予定を変更してはいけません。

　少々の怪我や少々体調悪化　→　予定を変更する　→　落ち込む　→　弱気になる　→積極的な行動を取らない　→　結果が悪くなる

　

　というようなサイクルにならないようにと個人的に常に考えています。

　少々の怪我　→　予定通り行動　→　気合が入る　→　結果が良くなる

　そんなサイクルになればと。それでは行ってきます。

今週・忘年会・面談・ワンストップ

　今週は社員の年次面談、事業計画作り、取締役会、忘年会、営業などが重なり比較的ばたばたした一週間でした。

　

　面談が連続すると、エネルギーが相当消耗します。私からすると沢山こなさなければならない連続した面談であっても、面談相手からすれば大事な１回です。真剣に考えながら話をするとお互いエネルギーを消耗します。しかしこれを真剣にやることで組織運営のヒントがあったり、社員のメンバーが本気で考えていることが分かったり私としての収穫も少なくありません。

　

　１２月なので忘年会も頻繁にあります。昨晩はクライアント様と弊社の社員との合同忘年会に参加。その後別件である人をご紹介頂くための会食に合流。おとといもダブルヘッダーだったので、二日連続のダブルヘッダーでした。ダブルヘッダーも二次会に行ったと思えばそれほど大したことではありませんが、睡眠不足にはなります。

　

　取締役会は主に来年の事業計画などについてディスカッション。IT事業を強化していますが、アウトソーシングも含めて我々のグループは新規のコールセンター構築案件においてインフラ、アプリケーション、コンサルティング、オペレーションとワンストップで対応することができますので、そのあたりをもう少し世間に認知して頂かなければなりません。

　　

　それから、事業拡大でのボトルネックとなる可能性がある領域が採用です。昨日は採用の効率化、戦略的採用のありかたなどについても別の会議でディスカッションしたところです。来年は良い人材がもっともっと沢山集って頂けるようにしなければなりません。コンサルタント、エンジニア大募集です。

　　

NILS2005秋

　来週＜NILS2005年秋＞に行ってきます。これで３回目の参加となります。NILSはIT系のベンチャーまたはIPO後の経営者が集るクローズドな勉強会です。今年の秋も某所で開催されます。

　中心となって事務局をマネジしているのが、弊社の社外取締役である小林さんです。このブログに今回の概要などが掲載されていますが、毎回旬なテーマを選び、スピーカーやモデレーターも一度は話を聞いてみたいという人ばかりです。

　私は、IT系のベンチャー経営者の方々やコンサルティング会社の経営者、あるいはITとは直接関係ない事業会社の経営者など幅広くお付き合いをさせて頂けるように心がけています。世間ではITが新しく、普通の事業会社は古い、IT企業がスピードがあり、事業会社は遅い、IT系は勢いだけで、事業会社は底力、IT系はサークルのりで、事業会社は組織力、などという比較した表現を耳にすることもありますが、これは全く違うと思います。

　どちらにもスピードがある会社と無い会社は存在しますし、まじめな会社とそうでない会社もあるでしょう。ITかそうでないかという区分けはあまり意味を持たないのではないかと感じます。

　両方の方々と接すると、それぞれ勉強になる取り組みをしています。今回はその中でIT系の経営者の方から刺激を受けたいと思っています。

11月＆１２月

　１１月になりました。今年もいよいよ残すところあと２ヶ月です。我々のグループの会計年度の締めは１２月末です。世間の年末と会社の会計年度末が重なっていますので、１１月、１２月は二重に忙しい時期です。

　

　プロジェクトやクライアント様関係では通常の仕事以外に忘年会やいろんなイベントがあります。社内では従業員の年度評価や賞与査定、また来年度に向けたプロモーションなど。

　

　経営的には本年の追い込みをすると同時に来年度の事業計画を最終化したり、新しい組織編制を行ったり。

　

　そんな忙しい２ヶ月が今日始りました。今年を気持ちよく締めくくるため、来年度をスムーズにエネルギッシュにスタートするためにも重要な２ヶ月です。

オフィス完成

　新オフィスが完成しました。正直嬉しいです。今回のコンセプトはグループのステップチェンジ。IT事業とOutsourcing事業、Consulting事業のメンバーが互いに気持ちとノウハウ・情報の交流をし、それぞれのサービスや製品ソリューションをより素晴らしいものにしていくことが一つの柱です。

　我々のソリューションの強みは現場を知っていることです。そのためにネットとリアルでグループのメンバーが交流しなければなりません。それを示す上でオフィスの作り方は大変重要だと考えていました。

　

　また、アウトソーシングのメンバーやコンサルティングのメンバーはずっと出先にいます。出先のメンバーがオフィスに立ち寄りたい、研修なども積極的に参加したいと思うようなオフィスである必要があります。そのためにもハードとしてきちっと作っておく必要がありました。

　

　更に、お客様がいらした時に、我々グループの空気を感じていただきたいという考えもあります。我々がITとコンサルとオペレーションを融合させるために、人がどのようにつながり、どのような空気で仕事をしているかも感じていただきたいと思っています。

　一部の写真を掲載させていただきます。

　入り口のCGです。テーマは水。水が循環し大地や森などの地球上のものを豊かにし、全体として美しい地球という星になっています。グループもそうありたいと考えています。

　共有スペースです。セントラルパークと呼びます。

　 会議室はいくつか用途に合わせて作りました。写真はdaichi（大地）とniji（虹）の写真です。その他は左のグループの風景をご覧ください。