さて、週末は久々に練習試合を行いました。僕の考え方として練習試合は多すぎると練習する時間が少なくなり、結果として上達が遅くなるという弊害があると思っています。平日練習をしているチームは週末練習試合を組むというのは理解できますが、週末しか練習がないチームが毎回毎回練習試合ばかりしていても、上達するとは思えません。
それにはいくつか理由があります。
・一日に2試合やっても一人一人の選手がボールを触る時間、あるいは何かを学ぶ時間そのものが極端に少ない(練習を2時間するのと比較して)
・特に11人制のゲームの場合、様々なことが複雑に連鎖してある特定の場面ができあがっているため、そこで何かを教えることは教わる側からしても難しい(本質的なテーマを認識することが難しい、練習ではテーマを特定してそれだけのトレーニングを切り取って行うことができる)
などです。
今回は久々の練習試合だったので、選手も父兄も、『試合に飢えていた』という状態でした。従って選手のやる気も十分、親も熱心に大勢応援に来てくれました。
練習試合では以前も書いたとおり、次に学ぶべき領域をコーチが特定すること、今まで学んだことを試すことが重要だと思っています。選手や父兄についてはモチベーション向上などの意味もあります。
昨日の試合では、個々の選手の基礎的な技術の底上げ状況と、体の寄せ、チェックの早さ、それと第三の選手の動きなどを特に確認したいと思っていました。
一定の成長を喜びながら(実際にいろいろ収穫はありました)、また次の課題を自分なりに見つけたところです。
まだ初心者コーチなのでこちらもいろいろ経験をつまなければなりません。
******** さて、切り替えです
そして月曜日の朝です。切り替えが重要です。仕事モードで今週も走りましょう。
今週は、NILS春2006が開催されます。僕も参加します。楽しみです。
毎回NILSは僕なりの何かを感じて帰ってきます。参加者の皆さんと久々にお会いするのも楽しみです。
最近のコメント