私の知り合いが『ザ・フィンランド・システム』という本を出版しました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4382055571/
***以下 現在ヘルシンキにいる著者のコメントを編集
フィンランドは世界的に見ると小さな国ですが、経済的な競争力では優等生だそうです。
そして、その原動力が知識集約産業。
著者が、フィンランドに2005年8月に渡った以降、数え切れないほどのディスカッションを重ねて、一つの答えを出したのが、この本「ザ・フィンランド・システム」だそうです。
世界的に見ても、シリコンバレーなどに比べて、フィンランドの知識集約産業に対す
る研究はあまり進んでいません。この本は、世界に先駆けて、外国人としてフィンラ
ンドのベンチャーを産む生態系についてまとめた本だそうです。
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先ほど知ったので、私も早速オーダーしたところです。
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フィンランドのコールセンターは殆ど有料だそうです。飛行機のチケット予約もネットなら無料ですが、電話でオペレーター対応の場合は1分250円ほどチャージされるそうです。
非対面、無人というキーワードは日本より進んでいるとのこと。
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上記とまったく関係ありませんが、ヘルシンキでは頭皮の研究もされていて、いいヘアブラシの開発も進んでいるようです。別の友人は、そのブラシをシリコンバレーにも近所の温泉にも持参するほど気に入っているようです。
ヘアブラシもフィンランドの知識集約型産業から生まれたのでしょうか?
ご紹介ありがとうございます。著者の矢田です。
こちらで、旅行予約等でコールセンターに電話するとよく流れるメッセージが、
「この電話は、電話代の他に1分間X.Xユーロが課金されます。しかしながら、待っている間(オペレーターと話していない時)は課金されません。」
というものです。
私は、初めびっくりしましたが、サービスに対するコストの考え方が違うのでしょう。
ヘアーブラシは知りませんでした。ただ、知識集約型産業はハイテク、バイオだけではありません。最近では、福祉系やデザインとかでも盛り上がっており、ますます、フィンランドは面白い国になってきたと思います。
投稿情報: Tatsuo Yada | 2006-05-24 00:14
なるほど、保留音の間は課金されないんだ。
投稿情報: 丸山 | 2006-05-24 00:46