週明けなので少年サッカーの話を。
リフティングはボールの中心をちょうどいい強さでやわらかく蹴る仕事です。
ボールが横にずれても、ちょっと高い位置から落下してくるボールも、常に中心を蹴り、そしてその強さが次のキックのやりやすさに影響します。この修正を繰り返し、安定させていくことが大事です。
その繰り返しの中で集中力が大きく影響してきます。
100回を超えてからは集中力がないと継続できません。何か違うことを考えたり、例えば500回超えて汗をちょっと気にしたりすると、ポトンとボールは落ちてしまいます。
少年達にこのリフティングを習わせようとすると、100回行くまでは特に面白くもありません。失敗の連続なので、それがまた集中力を落とすことになり、あまりリフティングをしないという悪循環になるわけです。
しかしリフティングができない選手で良い選手はいません。
更にゴールデンエイジ(10歳から12歳)に覚えなければ、後々習得に時間がかかってしまいます。
集中力が持続しない子供たちに、リフティングを上達させるというのは案外難しい取り組みです。
あれやこれや楽しい状況を作ってやらせる方法を現在試行錯誤中。
最近のコメント