今日、あるクライアントさんで話をしてきた内容の一部です。
日本のコールセンターは96年からの10年で構築されたものが60%以上。
当初のキーワードは、
【コスト】
次に 【コストと品質】
という流れが中心だ。コストとは単価とか頭数・生産性など、品質とは応対品質など。
日本のコールセンターのほとんどは96年以降に構築されたもので、2005年までの期間にできたものが60%前後だろう。最近ではそのほとんどのセンターが地方展開したり、統廃合をすることによってコスト効率も高まった。
そこで、もし地方にセンターを作り終わった企業が次に何をテーマとして取り組むのか?そこでもまだコストと言っているのであれば、単価と頭数だけの時代に逆戻りだ。コストは永遠のテーマではあるが、それだけではない。
次にくるのは【コストと本質】じゃないか。
地方にセンターも作り、品質も安定し、コスト効率も高まったとすると、次は本質的な活動や取り組みだと思う。
本質的な取り組みとは企業によって様々だろうが、
今までも言われてきた、商品サービス開発への貢献とか、
お客様の疑問をそもそもなくす取り組みだとか、
企業の事業構造変革への貢献などのエリアだと思う。
今後は(今も取り組んでいる企業はあるが)、そういう本質的な取り組みにフォーカスがあたるだろうと思うし、そうならなければいけないと思う。
こうなるとコールセンターによっての格差はもっと広がる。
コストの比じゃないだろう。
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