花火大会の季節です。昨晩は親戚と家族と近くの花火大会に行ってきました。調布の多摩川の花火大会です。尺球も上がりとても豪華な花火大会でした。
ご存知のとおり、花火の大きさは保安上の距離により定められています。打ち上げ場所から近くの建物や観客までの距離によって打ち上げられる大きさの最大値が決まっています。従って都心では尺球は打ち上げることができません。調べてみますと尺球は高さが330m、開いた時の直径は320mだそうです。多摩川なら尺球もOKということです。
花火の打ち上げは、底に発射薬を敷いた筒に玉を入れ、まず発射薬に着火。その爆発の勢いとガス圧で玉が上空に飛ばされます。同時に玉の導火線にも着火され上空で綺麗な花火の花を咲かせるのです。
昨晩、xxx提供の「スターマイン」ですというアナウンスが何度も流れました。スターマインとは、数十や数百の筒に花火を仕掛け、筒同士の着火のリードタイム等を計算にいれて設定し連発する代表的な方法だそうです。なんで全部スターマインなのかなと思っていたのですが、作品名ではありませんでした。
最近は電気点火方式で制御するため、職人さんの安全も確保でき、さらにスターマインのタイミング制御もコンピューターでできるようになりました。その技術を使って音楽に合わせて花火と音をシンクロさせることも可能になりました。実際に昨晩も、「石原プロ提供:太陽に吼えろの音楽と花火のシンクロ」などが行われました。
花火は夏のイベントです。夏は職人さんも大忙し。臨時の職人さんも沢山お手伝いされているそうですが、一般のアルバイトの方(殺到するそうです)は丁寧にお断りされるそうです。実際は、建設業、農業、電気技師のような関連する技術を持った方が夏場の繁忙期にお手伝いするようです。
花火大会はずっと続いて欲しいですね。いつも見るたびに花火大会の収支はどうなるのだろうか?と心配になります。入場料もありませんから、一人当たりの顧客単価という計算もできませんので、純粋に広告や寄付、市や商店街の予算だけの運営になっているでしょう。そのあたりはまだ調べていませんが、いずれにしてもなんとか続けてもらいたいものです。
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