ある企業の本部長様から競争原理を働かせることは効果がないというお話を伺ったので、複数社への発注で競争原理を働かせるということについて。。。
競争原理を働かせて、複数社に発注し競わせるという方法は効果があるか?
あるいは、短期的でなく中期的に効果を上げるか?
あるいは、効果が上がったとしてそれは目指す目標に到達する方法か?
と考えると必ずしもそれが最良の方策ではない気がします。
競争原理を働かせる判断の内側には、働かせなければもっとひどくなる、そうしなければ甘えてくる、そうしなければ努力しないという前提事項が存在しているのかもしれません。
実力があって、全力で努力する人(会社)だということが証明されていれば競争原理を働かせる必要はありません。 それを証明することはなかなか難しいことでもあります。
一つだけいえることは、短期的かつ中期的に考えて最高の結果を出している状態とは、両者(発注側と受注側)が共通のゴールに向かって一丸となっている状態であることは間違いありません。
我々はアウトソーシングもコンサルティングもIT事業も受注する側です。受注する側としてはできる限り発注側の目標(ビジネスゴール)を理解し、それに向かって努力するという姿勢を持たなければなりません。
また、発注側の目標達成が我々の目標であり、そこに喜びがあるという意識をメンバー全員で共有することも必要です。
頑張ります。
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