週末は例によって少年サッカーのコーチのお手伝い。土日とも久々に個人技の練習を多めに行った。ドリブルの練習、フェイントの練習、など。
試合は大味なプレー中心になってしまうが、細かなドリブルをさせると試合では見られない個人個人の成長が見えてくる。小学校四年生程度の場合、個人の技術レベルの成長は試合ではっきりわからない。まだまだ気持ちやフィジカル面の影響が強い。
しかしながらゴールデンエイジになるとそのバランスがくずれてくる。大きくなるに従って技術が物を言う。オランダのヨハンクライフは、『ボールコントロールが全てだ。それができなければボールを追いかけるだけになってしまう。それはサッカーというスポーツじゃない』というようなことを言ったそうだが、世界的名プレーヤーほど、ボールコントロールの重要性を話している。
子供は試合をすると盛り上がる。また次の試合では勝とう!とか優勝しようという目標を持ちやすく、それがモチベーションになることは間違いない。親も盛り上がる。
一方でその子の将来のためにも基礎技術の向上を支援し、サッカーの楽しさを植え付け、創造力を高める補助をコーチはしなければならない。それはなかなか難しいことではあるが、もう少し考え続けていこうと思った週末だった。
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