Qチャンが東京マラソンで優勝しました。すばらしい。勇気付けられます。
マラソンというと思い出すのが高校時代の強歩大会です。私の母校は山梨県の日川高校です。今はどうか知りませんが、私が通っていた頃は毎年70Kmのマラソン大会がありました。山梨県の山梨市にある高校の校庭がスタート地点、ゴールは東京の奥多摩ダムです。峠を越えて東京まで走ったり、歩いたり。
スタートは夜の9時か10時(男子生徒)でした。リックサックにお弁当を入れて歩き出す生徒やスタートの合図とともに走り出す生徒など600名が一斉にスタートを切ります。私は風呂敷におにぎりを入れ、筒状にしてたすきがけで縛り、走りました。
途中一人で真っ暗闇を走ります。なんでこんなつらいことしているんだろうか?もう歩こうか、足が痛いな・・、などと考えながら一晩中走りました。
3年間で3回走ったのですが、思い出すのは3年生の秋。1,2年と上位でゴールしたのですが、3年生のときはサッカーも現役を引退していたこともあり、初めて最初から歩きました。途中の峠で550番ぐらい(600人中)だったのですが、そこで先生から、《お前ももうダメダメだな》というようなことを言われ、ふざけるなと言って走り出し、結局350人以上抜いて百何番でゴールしたのを思い出します。
結局、だらだら歩いても1回、必死で走っても1回、確かになぜ走るのかと言われてもなぜだか分かりませんが、走り終わって何かが残るのは必死で走った1回のほうだと思います。意味なんか考えていたら一歩も前に進めないこともありますし。
Qちゃんは世界の頂点でまだ走っています。そして必死で走ったなどといわずに、楽しい42Kmだったと言います。一言すごいとしか言えませんね。Qちゃんを応援しています。
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