例えば囲碁で負けると早く次の対局をして勝ちたいと思います。また対局して勝つことにより自分の棋力アップを確認したくなります。ゴルフやスポーツもそうです。今回ベストスコアーが出なかったとすると、早く次回のプレーをしたくなります。そして次はベストスコアーを出すぞと意気込みます。
しかし、練習やトレーニングをせず、次回の戦いに望んでも偶然の勝利やたまたまでたベストスコアーを狙っているようなものです。実際の実力は変わっていないかもしれません。
仕事でもそうです。「プレゼンテーションが下手でなかなか相手に理解してもらえません。どうしたらいいでしょうか?」という相談を受けたことがあります。そのような場合は、プレゼンテーションの問題ではなく、そもそも内容が良くないことが殆どです。資料作りを行う時点での調査や分析、考察が浅い場合が多いのです。 これもプレゼンテーションという「対局」の場でなんとかしようと考えている訳で、その前の準備、勉強の重要性を理解していないのでしょう。
試合よりも練習が大事。プレゼンテーションテクニックよりも事前の準備が大事なのです。 結果がでる瞬間に目がいきがちですが、結果がほぼ確定するタイミングはその瞬間よりずっと前なんですよね。
そう自分に言い聞かせています。自分に言い聞かせ続けなければいけないなあと感じました。
そうです・・・
昨晩囲碁で負けたのです。
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