就活は好きなこと探しのGoalじゃない!を読んで、学生や社会人の若い人たちのみならず、いろんな人にとって良いヒントがあるんじゃないかと思います。
「好きなこととはどういうことか?」
「どうしたら好きなことが見つかるのか?」=「見つかってない場合はどうしたらいいか?」
このあたりについてちらっと考えたことを書いてみます。仕事や就活などに関連した好きなことについてです。趣味などの好きなことではありません。
まだ一言で定義するまでには至っていませんが、、、、
チョコレートが好き、サッカーが好き、野球が好き、子供が好き、だからチョコレート職人、プロ選手、保母さんというような単純な図式もありですが、一般的にはそんな簡単な理屈が当てはまる人はごく少数でしょう。そんなレベルで好きなことがないからやりたい仕事はないとは言わないほうがいいと思います。
もう社会人になっている人は、今やっている職種・業種にある一定期間本気で打ち込んでみることが必要だと思います。本気でやってみると、本気でないときには見えてなかった深さや広さが見えてきて、それがやりがいや面白さに発展する可能性があります。もし、一定期間本気でやってみたけれども見つからなかったら、別の領域を探せばいいのではないではないでしょうか。本気でやっていないうちは、好きか嫌いかの判断がつかない場所に立っている可能性があります。
「本気だしてやる気がでないから悩んでんだよーー」と言う人もいるかもしれません。
だったら、「本気出してやりたいと思える好きなことが無いという生き方が好き」と考えてみたらどうでしょうか?「だから、なんだってやるよ、だって好きなことなんかどうせないから」といって目の前のことをただやってみてはどうでしょう。積極的やる気なし男(子)君(ちゃん)になってみたら。
就活している学生はどうでしょう?やりたいことを見つけるのは難しいことでしょうね。
やりたいこと=好きなこと=仕事(会社)っていう単純な式で見つけるのは難しいと思います。
もう少し、大きく、ばくっとした「どう生きたいか(仕事面において)」で考えてみてはどうでしょうか?
自分の実力がどこまであるか行けるところまでチャレンジする生き方(働き方)をしたい
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なんでもいいから実力主義の業種や会社を選ぶ
がつがつした環境ではなく、できることを自分らしく精一杯やるという生き方をしたい
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業種ではなく会社の風土や経営・組織方針を調べて、ヒットした会社を選ぶ
自分を必要としてくれる人達と一緒に働きたい
==>
業種にこだわらず受かった会社で一番自分を必要としている会社に入社する
などなど。
ここで注意しなければいけないのは、大きなざくっとしたテーマから落とし込むということです。細かなこと(人によっては重要かもしれませんが)をいくつも並べて選んでいたら選べません。例えば、福利厚生も大事だし、会社の成長性も大事、更には自分が活躍できそうでなければならないし、残業はないほうがいい、そんでもって給料もそこそこで、30代ではxxx円ぐらいは欲しい!なんて言っていたらどこも見つからないでしょう。重要な視点は、でっかい一つの軸で選ぶってことです。そして選んで入社したら一定期間は頑張ってみることです。
ちなみに僕自身は、大学生時代は就職せずに役者になりたいと思っていて、役者見習いとしてオーディションやセリフのないチョイ役をしながら役者の稽古をしていたのですが、役者であってもなんであっても実力主義の世界でないと頑張る目標も、頑張った結果の納得感もないので、たとえ自分には実力はないという結果がでても、そっち(実力主義の世界)のほうがいいなという結論に達し、コンサルティング会社に入社しました。入社して、すぐにプログラミングをやらされましたが、とりあえず目の前のことを必死でやってみるということで、それがコンサルティングにつながるのかどうかわからないままキーボードとスクリーンに向かて頑張ってみました。
僕の周りにいる経営者仲間は皆、そんな感じでしたよ。
好きなことが見つからないと言っている人は、見つけようとしていない可能性もありますし、見つけ方が非効率なのかもしれません。しかし、諦めなければ必ず見つかると思います。見つからないと思っている”今の見つけ方”を変えてみてはいかがでしょうか?いろんなアプローチで好きなこと探しをしてみては。
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