人に会ったときに、相手をどう見極めるかでその後の話は大きく変わります。
例えば、Aさん側が相手を見極める側、Bさん側が見極められる側。言ってみればAさんが発注側、Bさんが営業している側の場合・・・
Aさんが本当に実力がある場合とそうでない場合の2通り
Bさんが実力がある場合とそうでない場合の2通り
この場合、単純に組み合わせは4通りですが、実際はそうではありません。お互いが相手を見極めたときの結果(判断の正しさ)も加わります。
即ち、AさんがBさんを見極める組み合わせは4通り。実力が実際にある&あると見極める、ある&ないと見極めてしまう、ない&あると見極めてしまう、ない&ないと見極めるです。同じようにBさんから見たAさんも4とおりあります。
単純に組み合わせは16通りです。
そのうち、ビジネスで両者が最高の結果を出すことができるのは、1通り。実際に実力が両者ともにあって、互いに実力を見極めた時です。次に良い結果がでるのが、Aさんの実力とそれをBさんから見た状態はどれでもいいとして、少なくともBさんに実力があり、Aさんがそれを見極めた場合で、それは3通りです。それをBさんが辞退しないケース。
それ以外のケースは、Aさんが発注をしないか、実力がないにも関わらず誤って発注しているというケースになります。(12通り)
Aさんにとって大事なのは見極める目。Bさんはいずれにしても実力を付けた上で、Aさんから見極められる人でなければなりません。
組合わせの計算あってますかね?
仕事上、今は専らBさん(営業)で、改めて考えさせる話ですね。
この組合せというか場合分け、日本語の理解に随分苦労しましたが、きっと間違ってないです。
このブログを読む人に、老婆心ながら補足説明させてもらうと(余計なら消してください)、
・「あり・あり・あり・あり」の場合は大成功。
・あとの成功パターン3通りのうち「あり・あり・あり・なし」の1通りは、Bさんは今のご時世、Aさんに実力がないと思っても他に仕事がなくて辞退できないので嫌々ながら受注、でも、結果的にはAさんにも実力があって楽々成功。
・残りの「あり・あり・なし・あり」「あり・あり・なし・なし」の2通りは、経緯は少し違うがいずれにせよ受注、仕事が始まるとAさんには実力がなくて随分苦労するが、そこはBさんの実力でカバーしてなんとか成功。
・「あり・なし・*・*」「なし・なし・*・*」の8通りは、Bさんは受注できず。特に前者の「あり・なし・*・*」はBさんとしては、避けたいケース。
・「なし・あり・*・*」の4通りは、Bさんに実力がないのにAさんが発注してしまい、たとえAさんに実力があったとしてもカバーしきれず失敗、Aさんにも実力がない場合はほんと散々な結果に。これはAさんが避けないといけないケース。
つまり、仕事の受注可否や結果には、Aさんの実力やBさんから見たAさんの評価は、最終的には関係ないってことらしいので、それなら、最初からそんな場合分けなんてする必要がなく、Bさんの実力とAさんから見たBさんの評価の4通りだけで話はできたってことのようです。
投稿情報: ウエシン | 2009-12-15 10:46