営業の仕事は受注するか失注するかの結果は1か0。中間がないので、事前にクライアントのことを考え、期待を超える付加価値をつけたいと努力します。それが普通。
それでは営業以外の仕事はどうなのかというと、結果のようなものは1や0で出てきません。そこに落とし穴があると思います。一般的には、自分の引いたライン(このぐらいで十分だというライン)を意識して仕事をしている人が沢山いると思います。しかし、その自分で引いたラインと言うのはほとんどが甘いラインになる可能性があるのではないでしょうか。
また、ひどいときには結果が出てからあれやこれやと後付で理屈をつけて、これで十分だと考えてしまう人もいるかもしれません。
そこで、営業以外の人も一つ一つの仕事の結果が1か0しかないと思って何かのタスクをこなしたらどうでしょうか。普段よりも付加価値をつけよう、これでは1にならずにおしいところで0になってしまうかもしれないから、もう少し考えて、もう少し努力しちょっとでも価値を上げようと思うのではないでしょうか。
結果は1か0しかないと仮定して仕事に取り組むと何か得がありそうです。皆に喜ばれるとか、評価されるとか、自分が成長するとか。
PS:
サッカーも得点は1か0です。0.9999の惜しいシュートも入らなければ結果は0。だから最後まで集中してキックしなければなりません。ディフェンスも同じ。どんなに決定的な場面(得点されそうな場面)であっても、最後まで足を伸ばし、つま先の1cmだけボールにかすれば、あるいはかすらなくてもアタッカーにほんのちょっとだけプレッシャーが余計に加わり、0.999999の非常事態であっても、結果は0になるかもしれません。だから最後まで諦めてはいけないのです。
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