エンジニアは職人か?
職人と言うと、口数が少ないとか社交性はあまりなさそうというイメージがあるようです。また、エンジニアも同じようなタイプであるという声も聞きます。平均的にはそうかもしれません。また頑固とか自分のこだわりがあるというイメージも共通しているかもしれません。
広辞苑より
【職人】手先の技術によって物を製作することを職業にする人。大工・左官・指物師など。
【職人気質】職人社会に特有の気質。自分の技術に自信を持ち、頑固だが実直であるというような性質。
【実直】誠実で正直なこと。りちぎ。
広辞苑によると、エンジニアも手先の技術(道具ではありませんが)でシステムを作り上げるということで考えれば、職人かもしれません。
しかし、職人気質を持っているかどうかは別の話ですね。
昨晩、エンジニア=職人?という会話が出たので、ちょっと広辞苑を調べてみました。
私は自分をエンジニアだと思っています。そして、目指しているのは職人です。
私のイメージでは、
[ エンジニア<プロフェッショナル<職人 ]
という感じで、仕事の質やこだわりの差があるのだと思っています。
エンジニアには自分が宣言すれば成ることができ、
それで飯が食えるようになれば、ある意味でプロフェッショナルだといえるでしょう。
しかし、職人には周囲の人や社会に認めてもらわなければ成れません。
そんな風に、職人への険しい道のりを感じています。
投稿情報: AtoX | 2008-07-24 01:53
コメントありがとうございます。
僕がAtoXさんと関わらせて頂いた部分では、周囲の人や社会は認めていたと思いますので、AtoXさんはその意味で十分職人でしたね。
投稿情報: maruyama | 2008-07-24 09:51