少年サッカーの卒団式が終了しました。選手から寄せ書きをもらったのですが、さすがにグランドで泣くわけにもいかず、こらえながら無事式を終了することができました。今までこのチームが獲得したトロフィー32個(過去最高)をくじ引きで選手に配り、その後6年の保護者が作ったカレーをみんなで食べて、OBとの対戦などを行って全日程が終了しました。
少年サッカーのコーチであれ、会社の管理職であれ、社長であれ、どんなチームを受け持ったとしても、そのコーチ(社長、管理職)の価値は何かを考えなければなりません。
教えている選手の絶対的なレベルが高い低いに関係なく、どれだけ個々の選手が上手になったか?サッカーが好きになったか?がコーチの価値だと思っています。選手のレベルが5なら7に上げる、10なら12に上げることがコーチの力量であり、仕事です。
会社も同じ。チームメンバーがものすごく能力が高かろうが、平凡な能力であろうが、リーダーのコーチングによってそのチームが通常のパフォーマンス以上の成果を出せたかどうかがリーダーの価値です。最初からできるメンバーだけ集めて、優秀な成績を収めたとしても、リーダーに価値があったかどうかは分からないのです。
このことをはっきり気づかせてくれたのは会社の社員でした。あるとき、少年サッカーでリフティングの目標を皆に立てさせているんだと話た時、ある社員に、『その目標はコーチである栄樹さんの目標そのものですね?』と言われました。
これを聞いて、そうだ!良いこと言ってくれた。選手が勝手に目標達成するなら、俺の価値はない。選手が目標達成するために、成長するために、コーチである自分がどういう価値を発揮しているかが重要なんだと強く自覚しました。
今思えば、もっともっと選手のためになるコーチングができたずだ、経験豊富なコーチなら、自分よりももっとこの選手達を上達させることができたはずだと思います。
これからも、社長として、コーチとして自分の価値はどこに出るのか?その価値を出しているかを考えていきたいと思います。
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