昨日、ふとオフィスの部屋から3分ほど雨が降るのを見つめました。
雨が振るのを見つめた記憶って、前回はいつだったかな?
小学生の頃、曇りガラスの絵が描いてある透明な部分から、庭に振る雨を見つめて、『これじゃあ、遊びに行けないや』と思ったシーンが頭に浮かびました。
じっくり雨を見てみると、地面に落ちて雨粒が砕け散る様子が見えます。暑い地面を冷やし、土の中にすっと水がしみこんでいく雰囲気を感じることができます。
たまには雨が降る様子を観察してみるのもいいものです。まあ、今日は台風ですから、そんな余裕はないかもしれませんね。気をつけて。
たとえ、たった3分であっても、忙しい大人にはじっくりと何かを見る機会はなかなか無いものだと思います。
映像や情報などの高速でめまぐるしく変化するものばかりを見ている時間が多くなりがちですが、じっくりと何かを見ることによって物事の見方を変えることができ、見過ごしてきたことや新たなことが見えるようになってきたりもすると思います。
若い頃には「時計の長針」「月の動き」「日陰の動き」「潮の干満」など、じっくり見なければ気付かない動きや、「風」などの見えない物を見ていろいろ感じた覚えがあります。
雨の降り始めにしずくが地面に吸い込まれる様子を思い浮かべると、雨の降り始めの匂いを思い出します。
投稿情報: AtoX | 2007-09-12 00:08
あの匂いは誰もが忘れられない匂いですよね。
夕立が減ってきたので、あの匂いを感じる回数も減ってきたということでしょうか。
コメントありがとうございます。
投稿情報: 丸山 | 2007-09-12 12:15