少年サッカーにおいて、同じ技術レベルであっても、頭の中で何を考えてプレーしているかで、パフォーマンスは大きく異なってきます。
仕事においても、今目の前にある仕事に対してどのように脳が動いているかで、パフォーマンスは異なってくるのは当然のことです。
ここで難しいことがあります。自分では【脳(頭)を使っている】と殆どの人が思っているということです。
実際に広く多面的に脳を使っている人が、どれぐらいの範囲のことを考えて仕事をしているかは、他人から掴むことはできません。自分が考えている範囲は自分ではわかります。しかし自分の考えている範囲と他人が考えている範囲の差は掴むことができませんし、逆に言えば自分が考えている範囲の外に何か考えるスペースがあるのだと想像することさえできない可能性があります。
選手に対しては、頭を使うように、考えてプレーするようにするための練習メニューを考えなければなりません。社員や部下に対してはやはり接する機会を増やし、その場で他の考え方があるという事例を沢山伝えながら、考えるスペースを広げるための支援をする必要があります。
自分自身が使っている脳のスペースを広げるためには、僕は何事も決めつけずに、想像しつづけることが大事だと思っています。決め付けたらスペースは広がりませんので。
使っている脳のスペースが広い人は、良い仕事をしますよね。スポーツでもビジネスでも、私生活でも。
さあ、今週も自分自身の脳のスペースを広げていきましょう!
今日の都心の最高気温は25度だそうです。
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