Sustainable Developmentは主に環境(だけではありませんが)に関連した持続可能な取組みですが、Sustainableという単語は、現在の我々のビジネスにおいても重要な示唆が含まれているような気がするということについて。
Sustain:1)<重みや負荷>を支える2)・・・を続行する3)<施設・生命>を維持する
です。そこで、造語を考えてみました。企業活動にあてはめてです。
Sustainable Cost Down
企業はコストダウンを繰り返しています。コールセンターにおいても地方にセンターを作ったり、中国に作ったり、USではインドやフィリピンに作ったり。これはコストダウンのためです。
しかし、それはSustainableでしょうか?どうもそうは思いません。今は安いかもしれませんが、本質的なコスト削減になっているかというとそうではありません。コストはどこに行ってもコストですし。
Sustainable Performance
一時期企業活動において異常に高い結果が出る(出てしまう)という時があります。そのパフォーマンスは永遠に続くものではなく、一過性のもかもしれません。そのパフォーマンスが持続するには、何かの偶然ではなく、企業の風土や組織制度、あるいは市場環境への適応力など本質的な強みがなければ持続しません。もっと細かな例を言えば、ある人材が今年の特別ボーナス(にんじん)を目指して頑張ったとしてもそれは持続可能なパフォーマンスではないですよね。
Sustainable Strategy
xxが戦略だとと簡単に戦略という言葉を使うケースが多々ありますが、今年はこうしよう、この方向で走ってみようというのは戦略といえるかどうか疑問です。Vision→Mission→Strategy→Tacticsの順番だとしたら、殆どがTactics(戦術や駆け引き)以下の話かもしれません。戦略は変えてもいいもの(永遠に持続すべきものではありません)ですが、ある程度深い考えに基づいた持続可能なレベルの話ではないでしょうか。
少しこじつけかもしれませんが、今朝思いついたSustainableシリーズは、自分自身に問いかけるいいテンプレートになったかもしれません。いろいろとチェックしてみます。
それでは今日も頑張りましょう!いい天気です。
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