Offの話です。
(囲碁)
囲碁の上段者から言われることは詰め碁をしたほうがいいということ。しかし、布石を習ったり、対局ばかりやって、対局後の反省もしない。詰め碁のパターンが対局にそのまま出るわけでもなく、序盤戦での布石でピンチになったりする印象が強く残り、どうも詰め碁をこつこつとやらない。
そんな中、昨晩ふと思った。サッカーと同じだ。
(サッカー)
ボールを止める、蹴る、運ぶの3つが基礎。これができないにも関わらず、フォーメーションのトレーニングやポジショニングのトレーニングなどを実施するチームもある。しかし、止める、蹴るができなければ、どこにいても機能しない。だからこそ、基礎をきちっとやっておく必要がある。
(囲碁)
囲碁の布石などもフォーメーションのようなものかもしれない。中盤戦から局所的な勝負が始まる。序盤戦(布石)も大きいが、中盤以降での戦いや競り合いで負けていたら、勝てるはずはない。そこには詰め碁のエッセンスが沢山つまっている。サッカーも試合で出てくる局面をできる限り練習メニューに切り取って、トレーニング目的をシンプルにする。それと同じだな。
(囲碁)
中盤戦以降の戦いで負けると、『あそこでミスをした』と思う。ミスではなく実力にも関わらず、心理的には本当は勝てていたんだと思う。だからなおさら布石のほうをやろうと思う。
(サッカー)
パスミスやトラップミスをしたとき、絶対的なシュートチャンスにゴールをはずしたときも、『あれはミスだったな』と思う。そして、次には決めようと思うだけ。基礎の技術の問題だとは自覚できない。
同じだ。
フォーメーションは後でいい。基礎をじっくりと。
難しいことはやらずに、目的を明確に状況をシンプルにしたトレーニングが必要だ。
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コールセンターで、インスピーリ・フォーメーションは後ではなく、今すぐご確認ください。
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