つぎからつぎへと勉強になることばかり。 またも少年サッカーからのインプットです。
大会に参加すると、沢山のチームを見ることができます。同じような背丈の少年達が同じように土日練習して、試合に参加してきます。同じような子供達なのに、チームカラーは全然違います。プレーのスタイルや、技術のレベルも様々。なぜこんなに違うのか?
監督・コーチで決まるのです。普段どんな練習をするのか、大雑把にボールをけらせているだけなのか、細かな技術を丁寧に習得するようにしているのか、ただ単に試合に勝ちたいだけで、子供達を将棋の駒のように扱っているのか?
そんなことは想像できることだと思えるかもしれませんが、現実に様々なチームを見ると、ここまで違うのか?と感じます。
会社も同じです。会社と少年サッカーの違いは、入社するかどうか会社が選ぶ(サッカーで言うところのセレクションを行う)ことができるということでしょうか。
そうやって出来上がった会社も、同一業種であっても業績に大きく開きができますし、志の高い風土を持った企業とそうでない企業もあります。その両社に入社する人材は、そもそも違ったタイプだったのでしょうか。同じ業界でもA社よりB社がいいということで選ぶ人もいるとは思いますが、人間という大きな視点で考えて見ると、それほど人材(能力やまじめさ)の差はないように思います。
となると何で変わるのか?やはり社長や経営幹部でしょう。日々の企業活動の中で、何を重視し言葉を発しているか?社員(選手)一人一人にどれだけ声をかけ、見つめているか。自分自身の個人的な目標や欲に対して社員(選手)を駒のように扱っているのか?それとも、社員の育成や人生の充実を考え、それに向けて自分自身の責任を果たそうとしているのか?
どうやって社員を育成し、チーム組織全体としてどんなゲームをしようと思っているのか?そしてそれは何のためか。
チームや会社は管理者で決まります。そこに所属している社員(選手)のことを考えると、間違った管理者の下で働く(プレー)する人(選手)は、たまったものじゃありません。
管理者できまります。管理者で決まるからこそ、管理者には素晴らしい学びがあるのです。責任も重いが、得るものも大きい。
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先日少年サッカーの指導者講習に行ったときの講師の方は、30年も少年育成に関わっている方でした。その方の人格は素晴らしかった。
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また、大会では勝ちましたが、相手のプレーの質、チームの質に感心し、コーチとしては勝った喜びよりも、もっともっと自分も勉強しなければと思った次第。
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