日本代表がブラジルに1-4で負けてしまいました。感想を。
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~ 最後の試合がブラジルで良かった ~
あれだけ実力の差を日本全体が感じることができた。中途半端な相手であるより良かった。日本のサッカーを考えるためには他の2試合よりもずっとずっとインプットが多い。
監督がどうの、采配がどうの、出場した選手がどうのこうのよりも、もっと少年サッカーのあり方、ユースの育成、Jリーグの強化など、サッカー環境の根底から考えるいい機会だろうと思う。その内容についてはプロの方々にお任せする。
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~ 少年サッカーを教えるという責任 ~
海外の選手は、クリエイティブなプレーをする。将棋で言うところの三手先、四手先のために、複数の第三、第四のプレーヤーが動いている。決まったスペースではなく、空いたスペースにクリエイティブな走りこみをする。少年サッカーの段階から自由にクリエイティブなプレーをさせ、あるいはゴールを目指し、ゴールを守るというシンプルな考え方を型にはめずに教え、もっともっと自由にのびのびプレーさせようと思う。
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~ 玉田選手のシュートは素晴らしかった ~
右サイドから巻をスライド気味に追い越し、オフサイドラインの裏のスペース、ゴール左に走りこんだ。重要なのは、パスが出た瞬間チラッとキーパーのポジションを確認したこと。そしてトラップしてシュートする直前にもう一度キーパーのポジション(あるいはゴールの位置)を確認している。そして玉田から見てゴール左上にシュートを刺した。
ゴールを決めるために、頭の中が落着いていた。落着いていないとキーパーのポジションをきちっと見るということはできない。大きな大会であれば、あまりに素晴らしいチャンスが目の前に来た時に、頭の中が真っ白になってしまうことがあるが、ゴールを決められた時は真っ白ではなく、ボールがゴールの網に刺さるまで頭の中が落着いている。そしてその直後、頭が真っ白になり、鳥肌がたつ。
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~ サッカーが上手になりたい ~
そんな気分。
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