確かドイツの名監督だったと思います。
『学ぶことを止めたら、教えることを止めなければならない。』
少年(少年に限らず)サッカーコーチは、コーチ自身が学ばなければ教える資格がない。あるいは試合や選手や練習からも何かを学び、そして次の練習テーマやポイントを考え、最終的に選手の育成とチームの強化につなげる。
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先週末は土曜日は練習、日曜日は遠征でした。17日から春の大会があるので、その最終確認のために、ここのところ練習試合を続けて組んでいます。
現在の僕の方針は、試合がまだ先の期間は中途半端に遠征を組まず、試合前に多く組むというものです。
本来少年サッカー、特にゴールデンエイジにおいては、練習試合よりも練習のほうが圧倒的にボールに触る回数が多く、選手個人個人にとっては練習が多いほうが上達します。
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昨日の練習試合。
練習の成果がでているなと感じています。特に選手の判断力の向上と積極性です。判断の中にも技術的な判断ではなく、積極的にプレーしようという判断というか意思です。
そのベースには、普段の練習で自分よりも上手な選手と一対一で戦っているという自信や、ボールコントロールが上達した結果、単純にドカンとけるだけでなく、落着いててコントロールしパスをしようという積極性がでてきたのだと思います。
もともと上手な選手にも変化があります、今までパスを出そうとはあまり考えなかった相手に、パスを出し、自分自身の生かし方をドリブルだけでなく、パスとパスした後のことにつなげるという考え方が出てきました。仲間が上達したことを分かっているのでしょう。
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ボールコントロールや判断の質(特にインサイト)、それからインサイトから生まれる第三の動きなどこれからもっと学ぶべきところは沢山あります。
コーチもそれなりに上達しなければなりません。例えば、単純なボールコントロールを教えることではなく、インサイトを教える、あるいはインサイトを学ぶ練習メニューを考えオーガナイズしなければなりません。
口で考えろというだけでは誰でもできます。しかし創造力豊かで経験豊富なコーチはもっと効果的な練習メニューを考えるはずです。
学ばなければ。。。。
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(業務連絡)
最近、一部の社員から、社長は少年サッカーのことしか考えていないと言われているようですが、
仕事と少年サッカーに夢中なだけで、
少年サッカーのこと『も』、考えているのです。 ??
また、少年サッカーコーチの物語の中に、社内に伝えたいメッセージ『も』あるんです。 ??
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