春の大会(6月)まではボールコントロールを中心とした基礎技術の向上をテーマに練習をしています。
基礎技術を身につけようとすると単純な技術トレーニングメニューになりがちです。単調なメニューはすぐに子供達の集中力がなくなってしまいます。即ち技術も身につきません。
そこでコーチは、子供達が集中せざるをえないような楽しいトレーニング方法を考えなければなりません(ゲームや競争などの仕組み)。
更に基礎技術は、いつ、どんなタイミングで、どのような意図を持って、どう使うのか?ということを無意識に選択し、実行できなければなりません。そうなるとゲームや競争の中でその判断も養うということが重要になってくるわけです。
今週の練習は最初に単調な練習をしすぎたかな?と反省をしています。ところどころ競争などを取り入れ、最後のミニゲーム終了後もシュート競争などをしたため子供達は最高に盛り上がりましたが、一日を通じて一つの練習テーマを持って、その中でいろんな競争や楽しさがあるというメニューを考えるまでは至っていません。
単に楽しませるだけだったり、シュート練習やパス&ゴーなどをやらせていればそれなりに子供達も楽しみ一日の練習は終わります。現在もまあまあな練習をしていると思っていますが、そのレベルで終わってはいけません。意味のある練習、価値のあるメニュー、創造的な練習メニューの組み立てを行い子供たちが楽しみながら上達するということを目指し、どのチームの子供達よりも楽しく成長するサポートができるコーチになりたいと考えています。
子供達に失敗してもいいからチャレンジしなよと声をかけていますが、コーチもいろいろとチャレンジしなければいけません。
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