昨晩は毎月やっている社内研修「ドキュメントの作り方」の講師役で社員に2時間の講義をしました。
このクラスの中で、「分類について」を説明する部分があります。例えば、「哺乳類を分類して図や表で整理してみよう」という例題があったとすると、参加者はいろんな図や系統図、表などで分類してくれます。
そこで良い分類の仕方、分かりやすく納得できる分類の仕方とは一体何か?を考え、分類する時の考え方など話し合ったり、私が説明したりしています。
分類の考え方はいろんな場面で有効です。例えば、想定される問合せを整理し洗い出そうという時に、一個目、二個目と洗い出していては漏れなくリストアップすることは難しいでしょう。しかし、まず問合せを分類し、カテゴリーに分けて、そのカテゴリー毎に洗い出せば網羅的なリストが出来上がります。
その時に分類するときの考え方が有効になると考えています。講義ではその分類されたものを表で表現する時の注意点などもあわせて説明しています。
講義そのものも目的ですが、現場のスーパーバイザーが仕事が終わったあと、夜本社に来てくれて、私の研修コースに参加してくれることで、毎月毎月社員に確実に会えるということも大きな目的なのですが・・。
昨日は参加者より、「今日はあまり話しが脱線しなかったですね?」と褒められました。もう少し脱線しておけば良かったかな?と少し反省しました。社員も研修だけでなく私の脱線した話も参加の目的かもしれませんので。
以前の講義は、素晴らしく勉強になりました。
どう整理するか、ということもそうですが、「整理する概念」をお伺いできたのが、とても良かったです。
最近また、「整理する」というキーワードの特集が多いですが(年末で、手帳シーズンのせいかも)、「概念」といったものを説明しているケースは少ないと思います。でもその概念がないと、どうしても「小手先」に走ってしまいますね。
また機会があれば、お話し聞かせてください。
投稿情報: 大木 | 2005-12-14 11:04
コメントありがとうございます。
コールセンターの現場では以外と整理することが多いのですが、一方で整理の仕方を習った人は少ないものです。
こつこつ教育していこうと思っています。
投稿情報: 丸山 | 2005-12-15 12:41