ＣＲＭベンチャー社長のブログ

誕生日会と部活

 

　その月の誕生日の人を集めて食事会をするというイベントを実施しています。それとは別に部活動制度というのもあります。

 

　コンサルティング、IT、アウトソーシングと３つの事業部というか部門・職種があり、それに管理部門を加えると４部門が会社の中にあります。それぞれの部門の人達はバックグランドも異なります。異なった職種の人たちが一つになって協力したり連携したりすることは、うちの会社にとっては大変重要なことです。

 

　そこで、部活動制度は異なる部門の人が混じっていないと承認されません。また、誕生会はもちろん部門横断的に集めて開催しています。

 

　部門が異なると、今の仕事の愚痴だとかを話すような雰囲気にならず、誰が何しているのか？どんなプロジェクトをやっているのか？など社内の情報共有にもなります。また、何かのプロジェクトで一緒に連携しなければならないときにも、スムーズに話ができます。

 

　部活は飲み会がつきものです。飲み会で普段おとなしい人が部活の話になると驚くようにうんちくを話したり、熱く語ったり、普段と異なった横顔を見せてくれたり。

 

　部活では僕もただの一部員（部長は別にいますので）ですから、皆と普通に話せて新鮮です。

　

 

 

感動の全社会議

　先週、半期の全社会議をしました。いつものように２日に分けて同じ内容を２回実施します。

　今年は新しい取り組みとして、｢プラスアルファ・コンテスト｣というのを実施しました。

　これはアウトソーシングの各プロジェクトが仕事の中でクライアントのためになるプラスアルファな活動を行い、その活動内容と結果を発表して優勝チームを決めるというものです。

　

　予選じ１３チームの中から４チームが決勝に残り、全社会議で発表。全社員（ITやコンサルや管理部門の人も含めた全員）の投票で優勝を決めました。

　

　感動的でした。僕の想像を大きく超えていました。

　どのプロジェクトもクライアントの事業に貢献するためにプラスアルファの活動って何かを考え、実施し、そして結果を出しています。

　例えば、請負っている業務のスケジュールをｘｘに変えることで、業務は効率化され、結果的にクライアント側のコールセンター運営コストを下げる活動だとか、クライアントのECサイトを活性化するために社内のオペレータ１００名にモニターになってもらいフィードバックを受け、その結果をクライアントに提案する活動だとか。

　プラスアルファの活動はプロジェクトの状況によってはなかなかできないものもありますが、やれるプロジェクトは積極的にやって、バーチャレクスらしさをどんどん出して行きたいと思います。

　

　プレゼンテーションは代表者１名が実施しましたが、そのプレゼンも朝まで奥さんを前に練習した人がいたり、発表するにも様々なドラマがあったようです。

　

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　優勝チームのみならずコンテストに参加したメンバー、惜しくも決勝に残れなかったメンバー、そして今回はコンテストに参加できなかったメンバーも含めて誇りに思います。

　ありがとう。

　

１０年たちました

　会社を設立して昨日で１０年がたちました。今までお世話になった全ての方々に感謝します。　

　育てていただいたクライアントの方々、過去・現在の株主、僕に個人的にアドバイスを頂いた先輩、友人、後輩、一緒に働いた現在のメンバー、過去のメンバー、協力会社の方々、家族、顧問やご支援いただいた個人・企業、沢山の方々のおかげで十周年を迎えることができました。

　

　ありがとうございます。

　

ベンチャー魂

　ベンチャー企業は大手企業と違って実績というのは少ない。営業する場面で時々事例や実績によって落選することもある。

　会社を設立した時は事例も実績の何もない。

　１９９９年にスタートしたとき、当時の大手オンライン証券様が最初のクライアントになった。その企業は僕らが全く何の実績もないにも関わらずコンサルティングを発注してくれた。そしてコンサルティングをする姿勢を評価していただき、まだ机も電話もない僕らにコールセンターのアウトソーシング業務まで発注してくださった。

　

　ベンチャー企業というのはゼロからスタートする。そして一つ一つの実績を積み上げていく。過去のクライアントさんは実績が少ない（あるいは無い）にも関わらず発注してくれた企業ばかりということ。心から感謝だ。

　

　そんな中、今までIT系では１００社以上の企業が我々の製品を選んでいただいた。ゼロからそこまでの実績を積み上げたことこそ、何か価値があるからであり、それこそ実績としてみてくださいと今後も我々なりのアピールをしていこうと思う。

株主総会終了

　弊社は１２末が決算なので３月に株主総会をします。

　

　先週、その株主総会が終了しました。

　と言ってもシンプレクステクノロジーと僕ら経営陣でほとんどの株式を持っていますので、沢山の方がいらしていろんな質問に受け答えするわけではありません。それでも株主は沢山いますのでそれらの株主に事業報告書を送付するなどの一連の手続きは実施しています。

　決算書は経営者の通信簿と言われています。来年の株主総会では今年よりも更に良い通信簿を見せられるようにしたいと思います。

　

正社員化

最近、弊社の契約社員を正社員化するための面談をした。これは今回限りではなく何年も前から制度として実施していることだ。

彼ら（彼女ら）は当初は皆アルバイトで入社した人達。

バーチャレクスの雰囲気を好きになり、気がついたらスーパーバイザーとして正社員になって今から更なる成長をしていきたいと話してくれる。

　

彼らのそういう純粋で前向きなエネルギーを感じ、僕のほうがやる気を出させてもらえる。

　

世間で雇用関連の問題も連日Ｎｅｗｓで流れているが、僕らは全員にチャンスがある環境を維持し、沢山の人が我々のグループで成長して豊かになることを目指していきたいと思う。

　

スケッチブック飲み会

　先日面白い飲み会をしました。偶然考えついたゲームだったのですが、面白かったですね。

　人によっては引いてしまう飲み会かもしれません。

　

　それはスケッチブック飲み会。

　

　熱い奴らと飲み会になった時に、いろいろな会話（議論だとか笑い話とか、そうだそうだと盛り上がる話とか）になります。その時に、｢お前、今言ったことをこのスケッチブックに書け｣といって、いろんなカラーのマジックでそのメッセージを１ページに書いてサインをします。

　ただそれだけのことです。

　

　｢俺は５年後にｘｘしていたいなーー｣と言ったら奴がいたら、｢それ書けよ！｣と。

そして書いた後、｢お前も５年後を書けよ！｣などと言いながらまわします。

　

　人の書いたのを読んで突っ込みを入れたり、笑ったり。

　

　｢そういえば、あの時にこうだったよな｣と誰がが話をしだしたら、

　｢じゃあ、今度は思い出シリーズとして書けよ！｣

　そんな感じでスケッチブックにいろんなメンバーの走り書きが増えていきます。

　

　最後にスケッチブックを見ると、いろんな仲間の走り書きが書いてあって、大事な一冊のような気がします。

　

　もう一度やっても盛り上がらないかもしれませんし、この話を聞いても寒いなあと思う人も多いかもしれません。しかし、その日は面白かった。笑いました。そしてその一冊が残ったというわけです。

　

取材

昨日は専門誌の取材、今日はWebのTVの取材でした。

今日気がついたのですが、セミナーでは時々話をそらしたりすることで会場の空気を変えたりできるのですが、ビデオはそうはいきませんね。

それからセミナーと違って誰が見るかわからないので、話す内容も限定的になってしまいます。

結果的に面白くない話になってやしないかと思いながらの取材でした。

　

昨日と今日は全社会議

年に２回、全社員を集めて開催する全社会議が昨日と今日あります。

現場は全員が休めないので、２回に分けて同じことをやります。

内容は僕が昨年の状況などを振り返り、今年の方針などを説明するというものです。

その後、立食で懇親会をします。

ベンチャーはこのてのイベントは何か面白いことをやったりして盛り上がるパターンが多いかもしれませんが、僕らはそういうことはせず、単に話しながら飲むだけです。

何かやろうかな？とも思いますが、仕事に戻る人もいますので、こんな感じでいいのかなと思っています。もう少し大きな会社になったら、何かしようかな？

そうか、今年は１０周年だし、考えたほうがいいかも。

コンサルタントになるのが起業の近道か？

就職セミナーなどでよく聞かれる質問。

僕と同じようにコンサルティング会社を退職してから起業し、今は上場企業になった経営者の友人と昨晩会食しながら同じ質問をしてみました。

僕も含めて３名の同じような人が口をそろえて、｢逆だ！｣、｢邪魔なぐらいだ。どちらかというと捨てるのに時間がかかったぐらいだ｣、｢まったく起業やその後の経営には関係ない｣などと言っていました。

だからといって事業会社がいいと言う訳ではないのですが。

｢コンサルタントは経営のことを良く分かっていて、戦略とか立てられるし、そういうことが起業や起業後の経営に生かせる｣という意味で皆さんそう思うのかもしれません。

　

一部そういうことはあるかもしれませんが、実際の起業後の経営は、諦めない営業だったり、決めた目標を必死で頑張る姿勢だったり、そういうことを組織に根付かせる風土作りだったり、従業員とのコミュニケーション力だったり、哲学だったりするので、そうそう考えるとコンサルタントだからいいということではないのだと思います。

　

また、人は皆コンサルタントのように思考したほうがいいとか、そうしなければならない、あるいは皆をそうしたくなってしまうという悪魔のようなものも邪魔します。

　

　コンサルタントはいろんな会社や業種を見たり、それらのマーケットを分析したりすることがあるので、そういうことをやっていると、これだという起業したくなるものにぶつかる可能性はあるかもしれません。しかしそれは起業後の経営とは関係ないことですし、別にコンサルタントをしなくても、これだと思うことが出ないわけではないので、やはり起業とは関係ないと思います。

それから、人が起業したときに何を考えたのかとか、その後どうしたのかとか、そういうストーリーも聞きたくなるものですが、何人に聞いても実際の結論はでないでしょう。例えば、結婚した人に、どうやって知り合って、何が決め手でパートナーを選んだのか？というよう事例を沢山聞いたからといって、あまり関係ないのと同じことみたいなものです。

　

一方で、そういうふうに悩み心配し、いろいろ聞きたくなる気持ちってすごく分かりますけどね。

就職活動は人生で重要なイベントですから、これからも質問には真摯に答えようと思います。