週末は土日ともに少年サッカーコーチをしたというあまり変化のない週末でした。
全国の少年少女サッカーもそろそろ卒団の時期です。卒団後はクラブチームに入ったり、中学の部活に入ったり、それぞれの進路は異なります。
いつかは卒団する選手たちに、チームにいる間に何を身に着けさせ、何を持たせて上のクラスに送り出してあげるべきでしょうか?
僕はサッカーの基礎となる技術とサッカーを通じて少しでも成長した選手自身、それからサッカーを好きだという気持ちの3つを持たせることができたらいいのではないかと思ってます。
別の言い方をすると、勝つことだけにこだわって、基礎技術や戦術的な理解度を軽視した指導は好ましくないということです。
特定のスーパーな選手をたよりに、強引な戦術で戦い、勝つことだけを目標にしたとしても、思い出にはなるかもしれませんが、その後のそれぞれの選手の将来という意味では少し疑問に感じます。
選手はそれぞれの道を進みます。その時に生きるのは技術です。卒団して送り出す選手に持たせたいお土産は、その後の選手のサッカー人生で一生使えるもの、無くならないものを持たせたほうがいい。無くならないもの、身に着けたものしかその選手の支えにはなりませんから。
ただし、これは勝つことにこだわらなくていいという意味ではありません。技術を教えながら、並行して目標にチャレンジするとか、あきらめないとか、勝ちに行く姿勢なども教えたいという意味です。また、勝つことだけは考えているけども、技術を教えることを忘れいているコーチにならないようにしようという意味です。主役は選手。監督のスポーツではありませんし。
あくまで僕の考えですが。また、僕が技術を教えるのが上手だとも思ってません。選手はそれぞれフィジカルとメンタルが違いますから悩みながらやってます。
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