就活の時期です。弊社も相当なリソースを使って採用活動をしています。
どんな人を採用したいかというと、「変な奴」というか「普通じゃない人」を集めたいと思っています。この変な奴というのは、一部の少数派・全体から見たら異色の部類に入る人です。
平均的な考えしかできなければ平均的な結果しか起きません。ベンチャー企業は平均を目指すのではなく、イノベーションを起こし、他よりもアグレッシブに成長することを目指しています。一緒に働くメンバーが’平均’で満足するような人達ではそれらを達成することはできないでしょう。
私自身も変な奴でした。就職を決めた時、大学の同級生や先輩などに《お前は変わっているね》と言われました。そしてその会社に入社してみると変な奴ばっかりでした。同期も先輩も。なので私自身は、「俺ってもしかして普通の奴?俺って以外と真面目?つまんない奴?」と思うほどでした。その変な奴らの集団は、当時の一般会社の「常識」に縛られずに、本質的な視点でチャレンジし続け、数十年後には大きく成長しました。そしてその会社の卒業生は、様々な分野で新たな道を切り開き平均的ではない結果を出しています。私もその変な奴らの集団にいたおかげでいろんな考え方を学び自分自身の行動パターンにも良い影響を与えてもらったと思っています。
恐らく、当時の変な奴らが現在学生だったら、大きくなった今の会社に入社はしないでしょう。大きくなった会社を変な奴は選びはしないはずです。変ですから。おかしなものです。
株で儲けている人は皆が買っていない時に買った人。すなわち少数派、変な人ということです。会社選びも同じこと。皆が入りそうにないときに入った会社が成長すれば、自分自身の成長も普通の企業に入社するよりも加速して大きく早く成長する(大きなリターンを得る)ことができます。
変な奴は依存的な人間ではなく、自分自身でサバイブしていく力を持っています。なので誰も知らないような会社を選んだとしても、自分なりの考え方があってのことなので会社がどうなろうと個人的な失敗はありません。必ず何かを掴み成長するでしょう。成長していれば困ることはありません。逆に選択肢は増えます。
そういう人達で組織が出来上がれば、恐らく成功する確率は高まるでしょう。なので変な人に集まってもらい、成功の確率を高め、そしてそれぞれが大きく成長するというリターンを得ることを目指したいのです。
大会社が悪いわけではありません。我々は変な人を求めているということです。
変な奴集まれ!
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