仲間や知合いの経営者が皆、嘆き始めました。このままでは本当に日本からいろんな会社や人が出て行ってしまいます。
■ケンコーコムの件
昨日の裁判の結果は棄却です。
改正薬事法について、一連の流れはこのブログにまとめられています。
それから、昨年省令が出される前の委員会がどれだけめちゃくちゃだったかはこの議事録を見ると良く分かります。三木谷さんも机をガンガンたたいてあきれています。
<医薬品のネット販売規制で世論巻き起こるか--ターニングポイントの検討会議事録>
■昨今の政治
最近の郵政法案だとか、政府のやることを見ていて、Twitter上では有識者の方々や経営者の方々が、「もうこの国をあきらめよう」とか、「ぷつっと音がした。これからは政府の不支持側に立つことにした。」などと、嘆いています。
一方で40代の経営者や若手政治家できちっとした議論と意見の取りまとめをして、日本をどうすべきか考えようと立ち上がる人たちもいます。
三木谷さんも、「eビジネス推進連合会」を発足させました。
■ようは
世界の国々が自国が世界で勝てるように考え行動している中で、日本はそうなっていません。日本も企業や人が世界で活躍できるような環境整備をすることが最重要にもかかわらず、その足を引っ張っておきながら、まだまだ水面下で昭和の時代の政治や既得権益者を守りつづけるようなことしかされていないような気がします。
国民が中期的に幸せになるには、あるいは雇用が守られるには企業が元気になるしか方法はありません。企業なくして雇用なしはだれが考えてもわかることです。その企業がどんどん海外に逃げていってしまえば、元気のない企業だけが残り、そこには余裕ある雇用はうまれません。税収も減り、ばらまきもできず、セーフティーネットも機能しない。そんな日本にならないようにしなければなりません。
この国がどうなるかは、誰の責任でもなく、私達一人一人に責任があります。政治と経済、そしてマスコミの論調にアンテナをはり、かつ自分自身できちっと考え、自分なりの意見を持つようにしたいと思います。そしてその考えの中から、何かに協力するとか、何か行動するとか、発言するなどしたいと思います。
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