大声で叱ったりすることはほとんどない。
でもたまにある。
先週の土曜日の練習で久々というかグランドでは初めてある選手を大声で叱った。
「グランドから出て行け、練習なんかしなくていい。」
「ふてくされるな!自分の心は自分でコントロールしなきゃいけないんだ!それを覚えろ!」
というような声がグランドに響き渡った(自分では周りのことなんか気にする余裕もなくその選手に向かって叱っていただけだが)。
理由はともかく、大声で叱るときは体中に「愛(のようなもの)」が溢れている時。叱らないときに愛が無いわけじゃないが。
最近その選手に教えるべきことは何かをずっと考え続けていた。いろんな行動がよくなってきていたところに、最悪の行動をしていたので、もう少しで一段精神的に上にいけるという期待やがっかりしたショック、今なら叱っても理解できるかもしれない、というような感情がごちゃまぜになり、気がつくと大声で叱っていた。(今まで彼を叱ったことはなかった)
その後、練習を続けていたらその選手のほうから僕のところによってきた。相当勇気がいる行動だったと思う。僕は心を鬼にして一人グランドの端っこで座っているその選手を完全に無視していたのでので。彼がぽつぽつと歩いて寄ってきた時には、祈りは通じたという気持ちだった。
練習を他のコーチに交代してもらい、最近の行動は評価しているということとなぜ叱ったかということを二人で話をし、その後練習に合流した。
今回のお話は成功例ですが、「叱る」というのは難しいですよね。
そんな場面ではこっちも頭に血が上っているので、相手のために”叱って”いるのか、自分の発散のために”怒って”いるのかわからなくなると思います。
私には自分の子ども以外を大声で叱るなんてことはできないので、諭すような叱り方になってしまうのですが、それでは伝わらないことも多いと感じています。
投稿情報: AtoX | 2009-08-05 01:25
コメントありがとうございます。
仮にAtoX さんが大声出したら、相当怖いでしょうね。
投稿情報: 管理人 | 2009-08-05 10:42
機会(?)があれば試してみたいですね。(^^;
投稿情報: AtoX | 2009-08-06 01:50
まあ、AtoXさんは落ち着いて静かに怖いこと言ってたりしますから、大声は必要ないかもしれませんね。
話がそれました・・
叱ろうがどうしようが、前提として信頼関係が先にあってのことだと思います。
投稿情報: 管理人 | 2009-08-06 13:32