今日採用活動の話をしていて、自分自信が大学生だった頃どんなことを考えて就職しようとしていたかを思い出した。
そもそも、僕は就職するつもりはなく、役者になろうと思っていた。大学も4年になり、親が【役者なんてとんでもない、何のために山梨から東京の大学まで言ったんだ!】ととても話を聞いてはくれなかった。
親を黙らせるために内定を一つだけ取ることにした。内定さえ取れば、あとは役者を目指した活動に集中できるからだ。それで説明会に行ったのが現アクセンチュアだった。
ワールドワイドがどうのこうのとか、シカゴのヘッドクオーターがどうのこうのというようなビデを見せられた思い出がある。仕事は何するんだかさっぱりわからなかったが、なんとなく普通じゃない(普通の日本の大企業とは違った)なというイメージは持った。そして試験を受け、内定をもらった。
それからずっと役者活動を継続していた。夏休み、10日間のロケがあった。助監督や監督の仕事ぶりや、台詞を急にもらえた役者などを見て思ったことがあった。ちなみに、僕は10日間も泊まったロケで、台詞は一つも無かったのだが・・・。
その時のチームだけだとは思うが、そこは全く実力主義じゃなかった。それで、実力主義じゃない世界なら行く気はないと思った。実力主義じゃなくその他のことが関係あるのであれば、何を頑張ればいいのか分からない。わからなければ自分自信に対して責任も取れないし、納得することもないと思った。
そういえばあの会社は実力主義だと言っていたし、頑張れば面白く責任のある仕事を任せると言っていた、しかもどうも普通じゃない(当時はほとんど知名度はなかった)なということで、就職をすることとした。
当時は知名度も低くというか全く無く、日本での人数も200人を超えた程度だったと思う。今は日本で2000人か3000人はいるだろうが、当時はベンチャーっぽい雰囲気があった。そこにも引かれていた。
就職する間際には、早く仕事がしたくてたまらなかった。早く自分がどこまでできるかコンサルタントという仕事をやりたくて仕方が無かった。
そんな感じの就活だった。言ってみればベンチャーへの就活だ。
最近のコメント