仕事ではディスカッションすることに慣れています。また、仕事ができるかできないかの中に、ディスカッションがきちっとできるかどうかが含まれています。
しかし、普段からディスカッション慣れしていない人と毎日ディスカッションしている人では、なかなかディスカッションそのものが成立しません。
ディスカッションとは、意見の勝ち負けを決めるわけではなく、共通ゴール(目標)に対して何が最適かを一緒に探すようなものです。従ってそこに勝ち負けはなく、最も素晴らしい選択をするための共同作業じゃないかと思います。
僕らは、がんがんに議論して、大声で言い合ったとしても、結論が決まれば、さあ飲みに行こうぜと言うことができます。
うちの会社では、設立当初、ディスカッション慣れした組織になろうと言っていた時期がありました。どうしても議論を避ける風土があったり、議論が感情的喧嘩になってしまったり、なかなかディスカッションする雰囲気が出来なかったので、議論とは喧嘩じゃないぞ、勝ち負けじゃないぞ、そこで個人的感情を動かしては駄目だ、一方で遠慮もいらない、などと言っていた頃がありました。
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