本日4月9日にWeb公開用のFAQパッケージ、インスピーリFAQの販売を開始しました。
http://www.virtualex.co.jp/inspirx_faq_release
コールセンターでは毎日大量の問い合わせに対応しています。バーチャレクスは、問い合わせに回答するコールセンターを中心にビジネスを行っていますが、そもそもはクライアント事業に貢献するというコンセプトを基本理念としています。
クライアントへの貢献は問い合わせに対応することも勿論ですが、エンドユーザーがそもそも問い合わせをする必要が無い状態にすることができれば、エンドユーザーの満足度も向上し、なおかつクライアント企業のコールセンターコスト削減にもつながります。それが最もクライアントに貢献することです。
FAQはそのためのひとつの施策として開発いたしました。のちのちはコールセンター業務と連動させて、問い合わせを受けながらFAQを改善するところまでの業務プロセス全体に貢献していきたいと考えています。
今回販売開始したインスピーリFAQの特徴は、
①エンドユーザーが必要なコンテンツにたどりつきやすい
②クライアント側がコンテンツのどれを修正し何を追加したらいいかが分かる
の2点を重視した機能開発を行いました。
①たどりつきやすい
ユーザーはFAQを検索する場合でも、検索キーワードを思いつかないケースも多々あります。また、業界用語や正式な用語を知らない方も沢山いらっしゃいます。例えば、海外通話としか思いつかない方は、国際通話にはヒットしないという場合があったりします。僕らのシステムはその国際と海外を同義語扱いにするなど、ユーザーのボキャブラリーを補助する機能がついています。
また、僕らはタグブラウザを使って、似たようなページを複数出してから必要なページをじっくり読みますが、一般の方はまだIEなどで一度見たページが消えて、他のページを見て、そして前に見たページに戻れなくなるという不便を感じています。それらを解決するために、ブックマーク的な機能(後で見る機能)などをつけています。
FAQはテキストマイニングなどで科学的に文章解析をするという流れもありますが、僕らの製品コンセプトは、まだそれらは早いという考え方です。よって、人力でFAQを良くしていけるというアプローチを取りました。それが②の特徴です。
②よりよりFAQにしていける
ユーザーがどんなキーワードで検索しているのか、その時に一覧化したFAQを見たのか、別の言葉で検索したのか(見ないで別の言葉で検索したなら、そのキーワードと一覧化したコンテンツはアンマッチということ)など、ユーザーの振る舞いを分析することで、ユーザーにあったキーワードや同義語、FAQの追加などが行えるような機能をつけました。人力に頼ると人件費がかかると思うかもしれませんが、FAQの場合、最高の状態にしたならそれ以降は人件費はかかりません。逆に、最高の状態にしないなら、コールセンタに同じような問合せが永遠にかかってきます。そのほうがよっぽど人件費が無駄になります。
今はパッケージとしてご提供しますので、カスタマイズも可能です。事業の種類、商品の特性、ユーザーの属性に応じて、貴社にあった最高のFAQ作りをサポートすることができます。そしてエンドユーザーの満足度と利便性を上げ、コールセンターのコスト削減を目指すご協力をさせて頂きたいと考えています。
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