先週末の少年サッカーの試合で、第一試合は選手の集中力がなく惨敗。第二試合の前に、集中力についての話をした。サッカーでは集中していれば、ボールが自分の近くに来る前の動き出しが早くなり、攻めているときであっても、守っているときであっても、第三、第四の動きとして相手より先回りすることができる。
では集中力はどうやって保つか?自覚だと思う。自分自身が今集中していない状態だなとわかれば、集中することができる。自覚の無い中で、周りから声を出せとか、集中しろと言っても集中できるもんじゃない。
第二試合の前に集中することの大事さ、自分で集中していないことに気づくことの必要性、気づき方などを説明したところ、第二試合はガラッと変わってすばらしい試合をしてくれた。感動ものだった。
ビジネスであっても、自覚することはその人の成長や改善のためには必須事項だ。自分の力が今どれぐらいか、自分はわがままをしている、自分はがんばっていない・楽をしている、自分はチームに貢献している・していない、など自覚することができれば、次に何をすべきかはおのずとわかる。
なかなかそういうことがわからない人は、成長もないし、改善もない。だから結局あまり面白い境遇にならない可能性が高く、結果は自分自身に降りかかってくる。こういう場合は、周りから何を言われても逆の反応をしてしまうなどその後の悪影響も計り知れない。もったいないことだ。
こういうことは、能力以上にビジネスパーソンとしての結果に影響している。逆に能力や知識など対した影響ではないと言ってもいいかもしれない。
自覚して改善した経験が無い人にはまったくわからないことだろう。だからこそ、小さい頃から自覚と改善の経験をすることは大事なことだ。もし、先週の試合で、選手たちがちょっぴりでも自分で集中していない状態を自覚して改善した経験ができたとしたら嬉しい限り。
自分も、自覚しなければ。
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