先週、コンサルティングのメンバーとランチに行ったとき、一人がマイ箸を取り出し使い始めました。ドキッとして、早速週末にマイ箸を購入。
地球環境とどの程度関係があるのかと思い、チラッとネットで検索して調べてみました。
全てが割り箸→森林伐採→地球温暖化という単純な構図からきた運動ではなく、ゴミ減らしと、中国の森林伐採や漂白などの健康被害の恐れという内容の説明が多く見受けられました。
日本製の割り箸は、そもそも木材を作った残りの端材であり、むしろ廃材利用の側面があるようです。しかし、割り箸の90%は中国からの輸入という記述もあり、中国で森林伐採など環境に悪影響をあたえる生産の仕方をしているかもしれません。
また、輸入物は、漂白剤などを大量に使っている可能性もあり(そうでないものもあるかもしれません)、体への影響を心配している方がマイ箸を使っているケースもあるようです。
最も環境面にダイレクトに言えるのがゴミかもしれません。年間一人200本消費している計算になり、それが全部ゴミですので、ゴミ処理のエネルギーも馬鹿にならない量であるはずだという理論です。
ちなみに、割り箸ももともとは木材です。木材を使うことが悪か?というとそうではありません。森を手入れするためには、木材をある程度切って、適度な森林密度にする必要があるようです。そうでないと、森の地面や土が荒れ、森の下層植物が育たず、森の水を蓄える機能を低下させたり、Co2を減らす光合成の量が減ってしまうそうです。
従って、適度に木を切り、それを販売し、手入れをしたり、森を維持拡大させるための費用に当てるという循環は必要ということですね。しかし、僕らが活用している木材が全て良い循環をしているかどうかは、なかなか知りえないものであることは確かですが。。。
マイ箸がどこまで地球温暖化対策に効果があるかは数値化できませんが、使うことで自分自身のエコ感覚向上に役立てば、それはそれで意味あることと思い、使い始めてみます。
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