今日は就職やインターンシップなどについての相談と近況報告を兼ねて母校の大学の研究室でお世話になった教授に会いに行ってきました。
僕は情報科学科に在籍していたのですが、卒論は情報科学とは全く関係ない物理学の世界の’タキオン’という光より早い素粒子についての論文を書きました。なぜタキオンを選んだかと言うと、光より早い素粒子が存在した場合、相対性理論ではある人から見ると過去に向かって走るという状況になり、もしその素粒子に情報を載せることができたら未来を知ることができてしまう・・・、もしその素粒子で乗り物が作れたとしたらタイムマシーンができてしまう・・・というあたりに興味を持ったからです。
実際は幻の素粒子なのでまだ存在が確認されたものではありません。
そのころバックトゥー・ザ・フューチャーという映画があって、まさにタイムマシーンの話なんですが、それを見ながら論文を書いたのを思い出します。偶然にも先週、子供がそのビデオを見てとても興味を持って画面にかじりついていたので今度は一緒に見てあげようと思っています。
卒論そのものは研究と言えるようなことは何もしていませんが、全く興味の無いものをやるよりも、少し夢のある理論を勉強させて頂きよかったなと感じます。
それを許してくださった教授にも感謝しています。教授とは学問の話よりも人生とか恋愛とか遊びの話しかしなかった変わった学生だったのですが、あれから20年近くたっても同じように相手をして下さいました。今も素晴らしい教授です。尊敬しています。
ところで、宇宙人が乗っているUFOは光より早い乗り物ということになります。個人的には宇宙人は存在するのではないかと思っていますが、UFOは乗り物なので分かりません。
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