最近出したIT系のプロポーザル(提案書)が100ページを越えた。コンサルティング系の提案書も30~50ページになることが多い。
提案書を書くときは、自分達の製品やサービスラインについての思いとクライアントの事業に対する思いの両面が必要だ。自社のことだけをつらつら書いても相手には響かない。クライアントの社長になったつもりで、事業の責任者になったつもりで、プロジェクトリーダーになったつもりで考え、その事業/プロジェクトの何が勝負所で、それをどのように乗り越えようとしているのかを考え記述する必要がある。
そうなるためにはクライアント側のプロジェクトの目的や現状の課題、競合環境、組織状況などを把握しなければ相手の立場と同じ状況で物を考えられない。従って提案書作りの前にはできる限りヒアリングの機会を頂けるようお願いしている。
そうやって作った提案書は自然とカスタムメイドのプロポーザルになるし量も増える。
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