ＣＲＭベンチャー社長のブログ

2005年を振り返り

　今年最後のエントリーかもしれません。今日が今年最後の出社日です。コールセンターは勿論今日もやっていますし、元旦もオペレーションをするセンターもあります。会社のルールとしては、３１日、１，２，３日が会社としての休日という位置づけで、その日に出社する社員は休日出勤ということになります。

　コールセンターに限らずデパート、警備会社、あるいはシステム会社など正月も業務を続ける人達は沢山いらっしゃいます。正月に家でＴＶを見たり、お酒を飲んだりしている時に、元旦から朝早く起きて人通りのない道を歩き、仕事場に行って仕事をしている人達がたくさんいるのです。ご苦労様です。

　そんなことを考えながらオフィスで今年を簡単に振り返ってみます。

■少年サッカーのコーチ補助を始めたので休日がガラッと変わった

　休日も忙しくなりました。朝早く起きておにぎりを持って試合に行ったり、練習に行ったりしています。自分自身の少年時代を振り返りながら少年達を教えるということに深い興味を持つようになりました。土日に練習で会った時には一人一人に対しては短い時間しかテクニカルには教えられません。従って土日の練習での声かけは、いかにサッカーが好きになって平日に自分でボールと接する時間を作るようになるか？という目的で声をかけるようにしています。褒めるということです。まだまだコーチとしての経験はありませんので来年もいろいろ考えながらやっていきたいと思っています。

■やはり囲碁。かばんの中や自宅の机の周りには囲碁の本が常にあります。

　今年の６月頃にあるきっかけが会って数十年ぶりに碁盤に向かいました。それからずっと続けています。子供の頃覚えただけで、体系的に考えたこともありませんし、定石などを勉強したこともありませんでしたが、今年は数冊の本を読みました。ビジネス書と違って、何度も何度も読まないと体に染み込みませんので、数冊を何度も何度も読んでいます。囲碁は本当に経営に似ていますし、人生にも似ています。自分の理論的な考え方だけでなく、感情面（自信とか我慢とか勇気とか・・）も重要なファクターです。また一つ一つの石は将棋と違って皆同じ一個の石です。それが価値を生んだり、生まなかったり・・。まだまだへぼ碁ですが、これもじっくりやらなければ上達しません。続けようと思っています。

■会社は変わる

　会社の風土や社員のモチベーションなど１年あるといろいろ変わるものだなと実感します。その場その場では、これを変えるのは大変だ、変えられるのだろうか？と思う時もありますが、自分たちの会社の１年を振り返ると変わるものだなとつくづく思います。そしてその変化はプラスの変化も沢山ありますし、マイナスの変化もあります。こういうことが毎年毎年起こって、ヤジロベーのようにバランスをとりながら、結果として差し引き大きくプラス方向に変化するということが現実的な変化のあり方でしょうか。来年は大きくプラスに変化させたいと思いますし、その責任があるなと感じるところです。

■毎年毎年、いろんな方にお世話になりっぱなしです。ありがとうございます。

　取引先の方、昔の友人、会社の仲間、過去のクライアント、家族、地元の人々、親戚、何百名の方々に今年もお世話になりました。そうやって考えていくと、自分が何かためになることをさせて頂く量より、世話になった量の方が圧倒的に多い気がします。せめて同じ量にしないと、私は地球上の’ありがたさ’を消費（浪費？）する側に入ってしまいます。バランスするか、できれば’ありがたさ’を供給する側・作り出す側に入らなければいけませんね。そうなるように来年も頑張りますが、今年はありがとうございますとお礼を言わせて頂きます。

■最後に・・今年はブログを書き始めた。なんとも言えない感覚です。

　いろいろと考えるところはありますが、書き始めて良かったと思っています。毎朝会社が始る前に書くことが殆どですので、朝の時間割が変わりました。また、少しづつ物事を見たり考えたりする視点や深さも変わりました。私個人を売り出すつもりもありませんし、個人の考え方や哲学（そんなすごいものありませんが）などを発信するというつもりもありません。また、雑学や情報量が多いわけでもありませんので一体これは何のためにあるのか？とふと思うときもありますが、＜はじめに＞に書かせていただいているとおり、私、あるいは私達の会社・グループの等身大を知っていただくことが目的ですので、今後も当面は続けていこうと考えています。

　読んでいただき、ありがとうございました。来年も宜しくお願い致します。

　皆様にとって来年も素晴らしい年でありますように。

俺、僕、私

　自分でも分かっていたのですが、ある社員に言われました。　

ブログで、＜俺＞だったり、＜僕＞だったり、＜私＞だったり、いろいろですねｴ。

　そうなんです。３つを使い分けている訳ではありませんが、それぞれのエントリー内容を思いつくときに、頭の中で言っている言葉が、＜俺＞、＜僕＞、＜私＞のどれかなんです。それをそのまま書いています。

　

　普段の会話では、＜俺＞を使っています。友達とか仲間とか相手の場合。社内でも＜俺＞が多いですね。

　＜僕＞を使うときは外部の方で比較的仲が良いとか、距離感が短いとか、長く付き合っている場合でしょうか。

　＜私＞を使うときはやはり初対面の方とかフォーマルな場面とか。

　

　読み手からするといつも同じほうが読みやすいかもしれません。＜私＞を読んでくださっていた方からすると、急に＜俺＞が登場するわけですから、少々違和感があるかもしれません。

　しかし、＜俺＞も＜僕＞も＜私＞も、どれもこのブログの書き手です。

１回り成長

　個人的に怪我をして良かったなと思うことがあります。人の痛みがちょっとわかるような気がすることです。

　そもそも高校までサッカーの現役選手だった頃、捻挫したから練習できないなどと言う奴はやわな奴だなと思っていました。風邪をひいた人がいても、だから何？ぐらいしか考えていませんでした。実際、自分自身は足の親指が骨折しても、熱が３８度程度あっても普通どうり練習をしたり、あるいは会社に行って仕事したりしていました。

　松葉杖で歩いていたり、松葉杖なしにランチに出かけたりすると、沢山の不便を感じながら、沢山のありがたさを感じます。沢山のがっかりもあります。

　怪我をして最も良かったことは、ちょっぴりですが今後、人にもう少しやさしくできる気がすることです。そういう風に一回り成長できたとしたらラッキーです。

社内SNS

　総務省からビジネスブログ、ビジネスSNSの活用事例が発表されました。CNETでもNewsとして掲載されています。我々の事例もPDFで閲覧可能です。

　これが我々の事例PDFです。

　

　ビジネスSNSとかは別にして、社内SNSや社内ブログについてはソフトウェアの話ではなく社内の仕掛け、仕組み、風土と言う観点から考えていかなければなりません。ソフトウェアとしてどんな機能があるかということよりも、どうやって皆が使い、どんな風土を目指すのか？また、どんな効果を目指すのか？という観点から取り組む必要があると考えています。

　

　私なりに盛り上げる努力はしているつもりです。先週の中国出張も写真付で当該ブログには掲載・記述できない情報などを毎日アップしました。社長出張日報を当日海外から社内SNSに投稿するわけです。

　

　まだまだ始ったばかりですが、今後も活用し、もっともっと効果の高い取り組みにしていきたいと考えています。

　

４年間で３０秒

　中国から昨日の夕方帰ってきました。足は順調です。今日からギブスをはずしました。まだ歩行は完全ではありませんが、ギブスなしで歩ける幸せ感をかみしめています。

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　昨晩はゆっくりしながらアイススケートを観たり、NHKのスポーツ総集編を観ましたが、スケートやモーグルの選手の言葉で印象的だったのが、＜４年間はオリンピックのたった３０秒のためにある＞というような話をしていたことです。

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　ロッテのバレンタイン監督のことについては詳しくなかったのですが、昨日のNHKで監督としてのリーダーシップを学ばせてもらいました。

　

　

電池切れ

　携帯の写真をUPしていたのですが、本日電池切れ。コンセントを持ってこなかったので写真はありません。ごめんなさい。

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　足は順調に回復しています。松葉杖は早く長く歩くときには必要ですが、無くても歩ける状態です。勝負どころは来週の月曜日（東京で会社に行く日）なので、その日の状態をベストにするために今は無理しないようにしています。今までの僕ならそうしてはいませんが。

　ケーブルTVで日本のNewsは観ていますのでまだ寒波があったり、停電があったりしていることは知っています。

　出張に来てお酒の量が減ったので体調は順調ですが、毎日食事の時にお酒を飲みます。なぜか同行しているメンバーが本日から＜うこん＞を飲んでいました。

　今日は３社訪問しましたが、それぞれ勉強になりました。今回訪問した会社の全てで何かヒントのようなものがありました。これはものすごい収穫です。そのことを具体的に書けないのが残念です。ここに書くべき話ではありませんので。

時間の共有

　旅行やゴルフ、出張などで一緒にいる時間が長いとお互いを深く理解することができます。

　初対面の経営者と一日ゴルフをするとお互いの人柄や考え方、どんなタイプの人か、自分と合うか？が分かります。

　出張で何日も朝ごはんから夕ご飯、そしてその後の飲みまで一緒にいると同じようにお互いの愛称が分かったり、会議だけでは気がつかなかった何かを発見することができます。

　会社の近辺で２時間の会食や飲み会ではふざけて話すだけだったり、気を使って会話をするだけだったり、お互いに自分を殺したり、あるいは気を使いあったりしてしまいますので、あまりその人の直接的な人格や考え方などを共有することはできません。こちらも自分自身を出し切ったかと言われれば出していないと言わざるをえません。

　今回の中国出張は、日本から僕を含めて４名が行動を共にしていますが、既に３日目ですからお互いに今まで分からなかったことが分かったり、気がつかなかった側面を気がついたりしていると思います。

　それが大事なことではないでしょうか。勿論訪問先に行って話しを聞いて、あとで自分たちの事業について話したり、遠い日本での自分たちの事業を客観的に考えるということも大いに重要な時間ですが、それと同じくらい重要なのがお互いを理解することじゃないでしょうか。

　

　

　

北京にて

　今日はオフショア開発をしている北京の仲間達の会社を訪問しました。 それから日本語を専攻している大学生２名と会って日本語で雑談をしました。　こちらの学生の日本語は発音も含めて全く問題ないレベルです。一人は日系企業に就職しようと活動しているそうなので少々のアドバイスをし、もう一人は今度日本に留学するということなので、日本に来たらまた会いましょうと言ってわかれました。

オフショアの開発メンバーは皆さん明るく、我々を向かいいれてくれ、僕も嬉しい気持ちで今後もお互いに良い仕事ができればなと思ったところです。

政治的には最悪な状況にあるかもしれませんが、人と人の関係は益々良くなっていると思います。夕食には中国のある官僚の方と会ったのですが、友人として（以前会ったことがあったので）楽しく会食させていただきました。

　

大連にて

　昨日大連について企業訪問をし、今日午前中もう一社訪問したら午後は北京に移動します。

　さすがに氷点下なので寒いのは寒いですが、風があまりないのでそれほど厳しい寒さではありません。そもそも外には移動時しか出ませんが。

出張

　中国に短期の出張に行ってきます。

　オフショアの開発拠点を確認したり、あとは中国企業をいくつか訪問してきます。

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　足の具合は良くなっています。松葉杖は初めてなのでまだ慣れませんが、杖ももう少しすれば必要なくなるでしょう。移動には大変不便ですが、この程度のことで予定を変更してはいけません。

　少々の怪我や少々体調悪化　→　予定を変更する　→　落ち込む　→　弱気になる　→積極的な行動を取らない　→　結果が悪くなる

　

　というようなサイクルにならないようにと個人的に常に考えています。

　少々の怪我　→　予定通り行動　→　気合が入る　→　結果が良くなる

　そんなサイクルになればと。それでは行ってきます。